ここ一週間の疼痛管理|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

0898240196

医院ブログ

ここ一週間の疼痛管理

◆コーギーのTPLO◆

腰仙椎間の硬膜外ブロック

液量はリドカイン0.2ml/kg+マーカイン0.2ml/kgのトータル0.4ml/kg

それに加えて、

フェンタニルのCRI

これは硬膜外ブロック効いてるので術中も1~4μg/kg/hとかの術後用に作った点滴バックでok

 

コーギーは…

基本的に前十字靭帯切れてます…

ラテラルスーチャーでの手術対応は絶望的で…

TPLOだとめちゃすんなり脛骨の上に大腿骨乗っかってきます( ^)o(^ )

去年、膝窩動脈を初めて思いっきり切って大出血させてから(苦)

脛骨と膝窩筋の間にゴリゴリにガーゼ詰め込んでます(笑)

それでいいんです、

術後少し麻痺った感じになりますがすぐに治るようです

 

◆大型犬のTPLO◆

疼痛管理は上と同じ

 

大型犬で若齢で片足の前十字切る子はだいたいすぐにもう片足も切ります。

腰が関係してるかもしれません

でも、前十字切ってその足挙げてるのであれば、

腰も関係あるかもしれないけどパッとTPLOしちゃうのが無難です。

当院のTPLO、

待ちません、検査は最小、手術の日程調整も献身的、一泊でカジュアルに、

をモットーにしておりますm(__)m

 

地味におすすめしてるつもりです

 

◆胆管閉塞の心臓悪い高齢キャバリアさん◆

第一腰椎と第二腰椎の間くらいで硬膜外ブロック

液量はリドカイン0.1mk/kg+マーカイン0.1ml/kg

フェンタニルは術中も術後用量でok

peepを5から上でプレッシャーコントロールで人工呼吸します

輸液総量も術中であっても1~3ml/kg/hくらいに抑えます

以前にも黄疸尿出たとのこと……

胆嚢疾患の外科介入の極意は…

さっさとやること(笑

 

◆胆管閉塞してないけど胆石が胆嚢胆管にあるトイプ◆

最近、

体重小さい子は上腹部の鎮痛をねらってる場合でも腰仙椎を刺してみています

狙いは、だれでも出来る安全性。

対策としては、

液量を増加。

最近また、情報がアップデートされています。

それに従い、

腰仙椎からの硬膜外ブロックのトータル液量0.5ml/kgでやってます。

うーん、ちゃんと効いてると思います。

 

この子も、

昔、黄疸出てたみたい…

うちに来たときは落ち着いてた

 

◆若いトイプの胆嚢摘出◆

膵炎みたいになって渦巻胆泥(と呼んでるだけ)が発覚してから

半年…

十二指腸側の腫れで渦巻胆泥出る印象なので、

一過性とおもって観察してたら、

まん丸に…

上のトイプさんと同じ疼痛管理。

腰仙椎からの硬膜外ブロックの液量増やして、上腹部もブロック出来る感じ…。

簡単で、誰でも出来る、

上位腰椎の硬膜外は…

あまり誰もやりたがらない(私はバンバン刺してるけど)

でも神経外科もやってる先生で骨を何回も観てる先生なら絶対上位腰椎も安全に刺せるハズ

そして、患畜が起きた時の痛みゼロ感が最高なので、

やっぱり必要ならこっち、

動物がちいさすぎるとかで難しいときは腰仙椎と、

使い分けるのがベターか

 

安全第一

 

 

この一週間は、

なんだかとても疲れた感じがしますm(__)m

 

 

ページトップへ戻る