二次的な側脳室拡大?…水頭症?|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

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二次的な側脳室拡大?…水頭症?

以前、友人のわんちゃんを預かってて、

散歩してたら川に落ちた…と言って来院された方がいました。

 

強直性の発作が起きていて発作のコントロール~意識レベルを戻してくるのに2日はかかりました。

 

ずいぶんフラフラで…、

本来の飼い主さんが旅行から帰ってきて面会してくれた時に、

これ以上は戻せないかな~って話をしたら、

川に落ちる前からこんな感じです、と……(Σ(・□・;)(-_-;)

 

 

 

小さいときから動きがおかしいと思うワンちゃんは

頸のレントゲンとか、頭のエコーとか…

一次診療施設で手軽に実施可能な検査は受けてみた方がいいかもしれません。

もちろんそうゆう検査に至るまでの前段階で神経学的検査で異常を察知する必要があります。

犬種も大きなヒントになるかもしれません。

 

上のレントゲン。

なにかと、いわれのない言いがかりを受けやすい頸部のストレスレントゲン。

危険とか(←優しくあつかって)

撮っても結局なんもわからんよとか(←……。)

でも、この写真からいろんな事がわかります。

☆大孔に環椎がかなり入り込んでる

☆環椎の頭背側が低形成、あれ、軸椎との靭帯の付着部が無い?

☆ストレスかけてみるとやっぱり環椎と軸椎の背側がガッパリ開く……

頭部頸椎接合部形成不全に含まれる疾患が複数ありそうです。

 

上のエコー。

おでこのもっと上の方のベコベコへこむ所(泉門)からのエコー。

第3脳室が写るレベルでの側脳室と大脳の比率を測定します。

15%未満が正常なので…この子は重度に側脳室が拡張しています。

 

 

そもそも水頭症なのかもしれないし、

頸部で脳脊髄液が流れにくくなってしまった結果側脳室が広がっていってるのかもしれません。

 

 

早期に亡くなってしまう子もいます。

正しくMRIがとれて読めて、治療提案が可能な病院をいくつかお知らせして、

移動にかかる時間や経済的な問題が無ければそっちの病院に行ってもらう事となります。

 

 

そうでなければ、

グリセリンやガバペン、プレドニンなど内服で姑息的な管理を行うこととなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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