獣医療における硬膜外麻酔|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

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獣医療における硬膜外麻酔

私が、硬膜外麻酔やり始めたのは……

以前の勤務先で、

後肢の手術や会陰部の手術の時に、腰仙椎間で硬膜外麻酔し始めたのが7-8年くらい前だろうか……

ほどなく、センパイの一人が上部腰椎でも硬膜外麻酔しはじめて…

当然の流れで習得…。

 

「なんでやらんの?」

「かわいそうやろ」って言われたの覚えてます。

 

なので最近は私も、手術教えて~(脛骨粗面転移教えて~)とか言われる時も、まず硬膜外麻酔から教えてます。

 

硬膜外麻酔や神経ブロックを施すと術中管理もめっちゃ楽だし覚醒時の痛がる姿を観なくてすむのでとても精神的に楽です。

避妊手術の時もゼボフルランはじめ3.5%で、上部腰椎刺してからは0.8~1.5%まで下げます。

画期的やと思いません?

セボがイソより4倍燃費悪い(2倍高価で2倍減る)からって理由で未だにイソフルランを選択…ってばかばかしくなりません?

加えて今は、麻酔器がいいので酸素の流量も0.4ml/minとかだし…。

 

 

なんで、浸透しないか…。

なんで、本で見たことあるはずなのに使わない使えない獣医さんが多いのか…。

中程度~重度の痛みが伴う事で有名な子宮卵巣摘出や乳腺摘出なんてほとんどの施設で行われているのに…。

(痛い手術ってわかってるのに疼痛管理の努力をしないのはもはや罪です!)

 

原因は、

疼痛管理に興味ない年配の獣医さん(当然センパイ)がいるからやと思います。。

一定数というかたぶんほとんどです。

「俺が避妊やったら痛くない」とか

「痛み止め(オピオイドの事だと推測)入れたら起きるの遅くなるやろ」とか…

全然おしゃれじゃないです(´;ω;`)

 

今日きた雑誌みたいなやつで、

腰仙椎からさして腰の上部の領域までブロックできそうなイラスト……

そんなん腰仙椎しか刺したことなかった時期にとっくに試したことあるけど、

普通に考えて横に漏れるやろ(笑)

上の方まで効かしたかったら、きちんと上位腰椎を刺しましょう(笑)

(でも、不思議と避妊の場合は腰仙椎間でもだいぶん効く印象、上位腰椎刺した方が無痛に近い)

 

 

 

 

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