永遠の課題…目の前に命を救いに行くか行かないか…|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

0898240196

医院ブログ

永遠の課題…目の前に命を救いに行くか行かないか…

なんか大事な話のような題をつけてしまって申し訳ありませんm(__)m

開業獣医師あるあるのやや愚痴っぽいものです(汗)

 

◇中学生の女の子が今にも死んでしまいそうなネコさんを保護してきました…

診てもらったらお金かかりますか?預かってもらえませんか?……

って、

なので、「治療したい意思があるのであれば費用面で許す限りの治療の提案は出来ます」とお話し。

カルテは作りたくない、お金も一銭も出せない……

一回混んでる時来て、

とりあえずあやして帰ってもらって、

病院閉まる直前にも来て、……。

困ったのでありがたいお話をすこし長めにしてあげてもともと居た場所に戻すように話していると…

保護者の方が、センセーもーいーよって…(笑)

なんか悲しくなりました。なにがいいんですか?

二回目は車でまさか保護者と来ているとは…(笑)

なんのために純粋な心をへし折ってしまわないように言葉に気を付けていろんな話をしたのかわからなくなってしまった瞬間でした。

子供は悪くない。

でも、中学生ならもうちょっと考えろ…

親があいつ殴ってこいっていったら殴りにいくのと変わらないレベル…。

 

もう一つ別のメモリアルエピソード

◇救急隊の方からの電話で飼い主を噛んだ犬を受け入れられるか…って

ヒト医療に携わる方の崇高な方針でとにかく救いに行くみたいなのがあると思いますが……

その犬は車にはねられて(今時外に放してトイレをさせていたっぽい)、

もともと飼い主も触れないような犬だった上に、事故で当然痛いので触ろうとしてきた飼い主を噛んだと、

飼い主は自分が病院に行くために救急車を呼び、

愛犬を救急隊に託した……(悲、笑)

自分勝手な感じがプンプンする話で……

とりあえず、

来るのはいいけど、そんなに噛む犬をどうやって連れてくるのか…

救急隊の方は救いに行く姿勢なので…

急いで現場に来て下さいって言ってるけど…

当然いけないし。

市役所の職員3人くらいが檻に入れて連れてきました(悲)

んで、

検査や治療をしたいかしたくないかの意思決定できる方がいないと何もできない旨を伝えると、

同伴した家族の一人が出来る事はやって下さいと…。

骨盤は折れてるし、大腿骨は折れてるし、

でも内臓は大丈夫そう…って感じでした。

数時間後、大丈夫ですか?って言ってほしそうな顔して訪れた飼い主のお父さんに、治療の提案をすると…。

安楽死してくれと……。

別に、そうゆう選択肢は悪くはないと思うけど…。

ここまで至るにどれだけの人を動かしたか理解できていない様子のとても自分勝手な感じでした。

税金でお給料もらっているような仕事の方々を無駄に私用な使い方している事に、あのお父さんは一生気が付かないと思う。

 

 

こんな話は結構たくさんあります。

話は尽きませぬが…

 

 

目の前の命を無条件に救いに行くのか行かないのか…

救いに行くにしても、

行かないにしても、

これらの意思決定には人間らしい倫理を無視しない慎重な判断が必要なハズ。

たぶん、悩んでも考えても正解はないハズです。

でも、他人にぶん投げる方針は絶対ダメです。

その命の結果が同じでも、

悩んで考えた人は少し心が成長しているハズです。

ぶん投げる方針の人はぶん投げ続けるのでしょう……。

 

 

飼い主様と気持ちが一致した場合にしか力が発揮できない事が多い仕事、それが開業医の仕事だと再確認させられましたm(__)m

 

 

ページトップへ戻る