妊娠糖尿病 ケトアシドーシス M.シュナウザー 帝王切開……(汗)|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

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妊娠糖尿病 ケトアシドーシス M.シュナウザー 帝王切開……(汗)

見るからに死にそうな子の帝王切開……。

 

口の中が真っ白で…

低血糖で…

貧血で…

血清白くて……

 

けっこう前から妊娠糖尿病に気が付かずに過ごしてしまってケトアシドーシスに陥ってしまっている症例に初めて遭遇しました。

 

難産なので母親の体調回復を待てずそのまま帝王切開に突入します(>_<)

(厳密にはそのままではなくて数時間かけて全力でいろいろ補正)

 

レントゲンで腹腔が擦りガラス様に移っており…

子宮が裂けて腹膜炎になってるのかな?とか色々考えながら処置に入り…

実際開けてみると、

羊水がパンパンで多くて…

これが腹部レントゲン像を擦りガラス様にさせていたと思われました。

後で調べると妊娠糖尿病の所見の一つである事が判明。

 

 

勉強になりますm(__)m

でも、もう二度とやりたくないです(苦笑)

 

このような病態がミニチュアシュナウザーに多いのかどうか判りませんが…

ミニチュアシュナウザーは糖代謝異常を起こしやすい犬種ですのでなんかありそうです…

 

情報も少ないようですし気持ちと時間に余裕があればキチンと報告する価値のある症例でしたが、そのような余裕はございませんでしたm(__)m

 

 

 

【麻酔】

来院直後から

・ソルアセトにドパミン×ドブタミン加えたもの

・アミカリックにさらに50%ブドウ糖とカリウムを加えたもの

・ボルベン20ml/kg

で、短時間での状態開腹を目指すもずっとヘッドアップ出来ない状態。もちろん普通の犬座も出来ないのでペチャンコに寝てる状態…

そのままプロポ導入~

L2-3間の硬膜外ブロックと併用すると…、

セボフルランは0.8%とほぼ気休めだが死にかけで状態悪いのでこれで十分でした(驚)

思ったよりフツーに覚醒。

術後ご飯をガツガツ食べれるようでしたが、

なんといいますか…大元は高血圧だったであろう子にガンガンいろいろ流して呼吸管理もしたので術後肺障害が心配で…あと何発かミラクリッド静脈注射したい気持ちから一泊入院。

元気に退院(*^-^*)

やはり局麻はスゴイ!

 

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