外固定(包帯やギブス)は骨折治療の中でもっとも難しい治療法だと思う…|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

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外固定(包帯やギブス)は骨折治療の中でもっとも難しい治療法だと思う…

骨が折れたら、

あれこれ考えずにすぐに手術すれば良いんじゃないないでしょうか???

手術しないで包帯だけで治そうという考えはとても高度な判断力と技術を要求されると思います。

難しい治療法を積極的に選択する理由はありません。

 

 

活発な若ネコの橈尺骨骨折。

尺骨は若木骨折状態を保ってると思われるが、

橈骨は明らかに離れてる。

橈骨の骨折部位が治癒しながら強度を有するまでにかかるであろう期間は4週間くらいか…

 

4週間のケージレストは、私の中ではありえないので…

手術を選択。

 

仮に橈尺骨の2本とも若木骨折でも、

ネコであれば(前足から飛び降りるでしょ?)、それぞれの骨に低侵襲にピンニングすると思います。

 

今回は、橈骨しっかり折れてますので…

橈骨の遠位骨片に成長板かわしてスクリュー数稼げるようにダブルプレーティング。

そうじゃなくてもモーメントアーム長くとることで骨折面に良好なダイナミクスを生むようにダブルプレーティング。

 

昔のプラモデルを組み立てるような解剖学的整復から、

このように骨折面の治癒を邪魔しない生物学的整復に年々シフトしていってます。

プレートのホールを全部スクリューで埋める勢いの手術から、

骨折線の近くにはスクリュー入れない手術へのシフト。

 

 

この、モーメントアームを長くとるという考えが理解できてないと、ロッキングプレートを使いこなせないハズです…。

ちなみに写真は普通のリコンプレート(笑)

リコンプレートは汎用性高くてとても良いです。

シンセスのロッキングは使える道具あるんですけどほとんどリコンプレートになってしまいます(笑)

 

 

 

 

もっともっと、骨折症例来て~~~

 

死にそうなのを除いて、

一泊入院で行ってます。

包帯も着けません。室内での運動制限も設けていません。

当院の骨折治療はめちゃくちゃカジュアルです。

お金ないからピンでやってっていうリスキーな要求にもこたえられる場合はこたえてます。

 

 

もっともっと骨折症例来て~~~(笑)

 

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