ささいな口の傷から血が止まらない……|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

0898240196

メールでお問い合わせ

医院ブログ

ささいな口の傷から血が止まらない……

◆ささいな口の傷から血が止まらない……

 

なにを考えますかね…。

 

結局この子は、胆嚢粘液嚢腫で止血異常が発生しておりました。

 

 

一般的な支持療法とビタミンKの経口投与で止血異常を出来るだけ改善させて

胆嚢摘出です。

 

 

胆嚢摘出は比較的カジュアルに行われる手術ですが、

今回のような症例はけっこう緊張感のある手術となります。

 

 

人生これからまだまだ長いな~という年齢で、

何らかの機会に偶発的に胆嚢疾患が見つかった場合は、

とくに体調不良を訴えたりしない場合でも胆嚢摘出が推奨できるかもしれません。

 

この疾患も、、、

内科治療VS外科治療

となりやすいです……(苦笑)

 

 

が、

 

個人的には、

出来るだけ早期の安全な胆嚢摘出をおすすめしております。

 

内科治療でいけると言う獣医さんに、今回のこの子のような手術やってもらいたいものです…(笑)

張り付いてしかも薄ーくなっちゃった肝臓…

肝臓にカウンタートラクションかけたくても古いゴムのバスケットボールみたいなクラックだらけです…

胆嚢胆管も拡張しすぎてどこまで剥離するか視野が一点集中しすぎないよう要注意です…

最後に胆嚢胆管縫うのも輪っかで結紮という風にはいきません…なんせめちゃ拡張してますので…

吐き気がしますね(笑)

 

 

こんな緊張間のある手術も、

第1-2腰椎間穿刺の硬膜外ブロック中心の疼痛管理で、

ゼボフルランは呼気実測値で2%以下で維持できました。

おかげで、血圧が下がる心配がありませんでした。

術後の面会からなぜか術前より元気な顔をみせます。

 

 

だいぶん、浸透してきたかと思われる、

動物医療における局所麻酔の概念。

でも実施されてない病院がほとんどみたいです……。(知識としては知ってるみたいな感じ)

勤務してる動物病院で麻酔覚醒時に動物が泣き叫んでるのを見てる獣医さん、

そして、それに疑問を感じる獣医さん、

ちゃんとした疼痛管理を知りたい獣医さん、

一緒に働きませんか???

 

 

 

 

 

ページトップへ戻る