椎間板ヘルニア 110番|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

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椎間板ヘルニア 119番

2日前に腰がフニャフニャになってしまいもつれて3歩くらいしか歩けなくなり、

丸2日間様子見てたら今朝完全に歩けなくなったというダックスさんが来てくれました…

 

 

 

椎間板ヘルニアの疑いがあります。

 

 

 

今回の子のように発症から時間がかなり経過しているような子は、実際に椎間板ヘルニアであった場合は、出来るだけ早く手術対応する事が肝要になってきます。

 

飼い主様の素早い決断に救われて、当日に検査手術の運びとなり、術後半日の現在後ろ足のチカラの入り方は良好のようです(ほっ)

 

 

 

 

それでは、どんな時に椎間板ヘルニアの診断治療の機会を逃してしまうのでしょうか…

 

↓椎間板ヘルニア疑いの子で検査治療のタイミングを遅らせてしまうパターン↓

 

◆今回のように自宅で様子を見ていた

◆内服治療に励んでいた(プレドニンとかNSAIDs)

◆点滴治療に励んでいた(すごく強いステロイドをドカンドカンとパルスで入れる)

◆皮下注射に通っていた(エラスポールという薬を皮下注するのが流行ってるみたい)

◆お灸にかよっていた(機械つかうのも同じ)

 

起立が出来ていない椎間板ヘルニア疑いのわんちゃんに対して、実際に脊髄造影をしないで(=椎間板ヘルニア診断しないで)適当な治療を開始してしまう事があるようです。

 

「たぶん椎間板ヘルニアだと思うので、この治療で起てるようになるか試してみましょう」

 

……って事です。

 

時代に逆行し過ぎです(笑)

その治療に時間を費やしたがために適切な診断のタイミングと適切な治療のタイミングを失ってしまう可能性をすっかり忘れています(悲)

 

 

ミエロ①

ミエロ②

 

当院では、びっくりするくらい古い(伝統的)検査法である↑脊髄造影レントゲン↑で椎間板ヘルニアの診断を行っています。

 

 

私が去年まで働いていた関東の病院では…

・外注でMRI

・造影CT(16列のいい感じのCTがある病院だったので)

で椎間板ヘルニアの確定診断を行っていたので…

今治で動物病院すると決めて、焦って何件か脊髄造影レントゲンで診断してる病院を見学にいった訳です(汗)

 

脊髄造影レントゲンだと…、

実際に教科書に載ってるようなキレイな絵が得られる事は少なく、

いろんな角度から撮った1枚だけ診断に有用だった…って事もあります。

要するに、短時間でいろんな角度から何枚もレントゲン撮る必要があるという事ですね。

その欠点を補うために、パシャパシャと何枚でも連続でレントゲン撮影できるシステムを導入しております!!!

 

 

 

 

脊髄造影レントゲン~手術のメリットは

・早い。1~1.5時間くらいで手術まで全部終わります。

・安い。

・当日実施出来る(昼出来なければ、夜でも)

・単一の脊髄圧迫病変の描出には十分(手術に必要な情報は得られる)

・少人数で実施可能(昨日は二人でやりました。私一人でも出来る)

 

 

 

内科的治療でゴリゴリ(無理やり)推して、歩けるようになる事もありますが、その結果歩けなかったという時には、手術のタイミングを逃しています。

幸い歩けるようになったとしても、次に歩けなくなった時には脊髄と椎間板が癒着し酷い状態になってしまうという事も理解しておかないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

神経外科の第一人者である新宿の先生の病院でも脊髄造影レントゲンはダックスの胸腰部における椎間板ヘルニアの診断手段として第一選択されています。

脊髄造影レントゲンの迅速性がMRIで得られる情報を大きく上回るからです。

 

今治のようにMRIを備えた動物病院が無い地域では脊髄造影レントゲンは重要な役割を担っている事は間違いありません。

 

 

 

わんちゃんが急に歩けなくなった時は気軽にご相談下さい。

CTやMIRが必要だと思われる場合は適切な病院を紹介致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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