ネコカゼ…|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

あいけんペットクリニック

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ネコカゼ…

地味にネコカゼの転院が重なりました…。

 

 

 

 

一件は、耳がスコちゃん様に折れてるミックスちゃん。

スコテッシュなどの軟骨に少し異常?があるネコさんの鼻血は治らない事がある…。

これはあまり理由も説明できないけど…、

とにかく治らない。

軟骨で形成されてる副鼻腔がすこし構造的に弱い?のか…。

幸いこの子は、治療に反応してくれて、改善しました。

 

 

 

 

 

その他にも2件。なんとなく続く…。

スコの子とも共通の治療歴。

 

ネコカゼで病院受診してコンベニア注射(2週間効く抗生剤)したけど、改善しない…。

 

 

 

 

 

 

まあ、ネコカゼ症状がコンベニアで改善する事も多いだろうけど、改善しない理由を説明しなければならない…。

これが3件続く…。

 

 

 

 

 

 

↓こんな話を紙に書いて渡します。書いて渡さないと解らないと思うから…。

 

 

 

 

まず、ネコカゼの元凶は、ウイルスである点。

ウイルスには抗生剤は効かないという点。

じゃあ抗生剤で何してんのかというと、細菌の二次感染をコントロールしてみようとしている点。

それでダメなら、インターキャットやってみるかい?って話。

ウイルスにも細菌にも効かないし、理論的にそれらの増殖を助長する恐れがあるけど、ステロイドも伝統的に使用されるから使ってみる?って話。

 

本当は、症状落ち着いたら、お家のねこさんみんなにワクチン接種して群でコントロールするのがベターなんですって点…。

 

そして、コンベニア注射は高価で(笑)かつ便利だけど、セフェム系なので…ネコカゼの二次感染で重要になってくる細胞内寄生菌に効くかどうかは怪しい…という点。

 

細胞内寄生菌にも効く抗生剤を使用してみましょう!!!という点。

 

 

 

 

 

 

 

という事を、少し時間かけて話して…。

 

インターフェロンはそこそこ費用かかるので、

 

錠剤飲める子には、ドキシサイクリン

シロップが良い子は、エリスロマイシン

小さすぎて全身投与したくない子には、クロラムフェニコール点眼に少しインターキャット

 

 

 

 

非常に安い治療で改善する事が多いです(笑)

 

 

 

私も、様々なシチュエーションでコンベニアは良く使用しますが…。

ネコカゼに対しては、「高いし治らねぇー」って言われてる可能性があるという事がよく理解出来ました(汗)

錠剤もシロップもダメな子に限り使用するというふうに心がけていきます。

 

 

勉強になりました(笑)

 

 

 

 

 

 

コンベニアのお勧め使用法は、整形の手術の前投与…

ゼファゾリン静脈注射~すぐにコンベニア皮下注!!!

手術中90分毎の追加注射の必要が無いし、抜糸まで効くので楽です!!!

 

 

お勧めですよ!!!

 

 

 

 

補足)

ネコカゼ症状を示すねこさん達を対象にした臨床実験データ。

ドキシサイクリンのみを投与した群

プレドニゾロン(ステロイド)のみを投与した群

ドキシサイクリンとプレドニンを投与した群

 

みんな症状の改善がみられたそうです(笑)(爆)

 

ステロイド恐るべし

 

 

 

 

 

 

 

 

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