高齢だと麻酔がかけられない???|今治市大新田町にある動物病院|犬、猫、ペットのトラブル

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高齢だと麻酔がかけられない???

休診日に、退院が3件あるので、どこにも行けず、PCの前で頭の中が無の状態になっております(笑)

 

 

 

昨日受診してくれた子の話。

 

 

 

麻酔を断られたとの事……

 

乳腺腫瘍が大きくなっていく…

 

確かにたまに、腫瘍がバレーボールくらいまで成長して、足が地面に届かないダックスさんとかいますもんね……

 

 

 

 

 

 

普段、誰にも読まれていない可能性を感じながらも、ハイリスク麻酔の日記書いててよかったと思えた瞬間(笑)

 

 

ネトで見つけてウチを受診してくれました。

 

 

 

 

 

ハイリスク麻酔

 

説明としてはこんな感じ↑

 

 

とりあえず、僧帽弁閉鎖不全があっても、日常生活を送る事が可能なのであれば、当然、麻酔はかけられるワケで…

 

問題は、

 

イタイ(>_<)

 

キューン(>_<)

 

って血圧が上がってしまうと心臓と肺がおかしくなっちゃうかもしれないって点。

 

 

あと、気管挿管を伴う全身麻酔では、常に気を使うべき事ですが…

肺障害に気を付ける。

そもそも心臓疾患があるので、肺水腫が起こる可能性があるので。

 

 

そして、超ゆっくり導入

じれったいくらいゆーくりプロポフォールを入れます。

 

大事です。

 

プロポフォール導入の昔より言い伝えられる伝統使用法(笑)半量一気(笑)とかしてると、

意識落として、気管挿管して、モニターつけて

血圧一回目測定してみると……

 

血圧低っ!!!!(汗)

 

ってなるに違いありません。

 

 

まぁ、麻酔の現場ではよくある事ですが……

 

心臓に問題ない子であれば、エフェドリン皮下注一回しておくくらいで、全く問題ありませんが…

心臓悪い子は、この無駄な血圧の下げ上げを避けるべきです。

 

「超ゆっくり導入」

 

大事です。

 

 

 

あとは、積極的な疼痛管理。

肺障害の予防的対策。

輸液量を上げない。

少ない輸液量で心配なら迷信的に使い続けられてるドパミン2μg/kg/min。

これで血圧は上がりませんのでご安心を。

 

しっかり疼痛管理で、セボフルラン上げてないのに、血圧上がらない時は

ドパミンと併用して、ドブタミン流してOK

心拍数上がらないので良いです。

 

 

 

 

 

こんなに、心配して、気使って麻酔かけても…

 

留置針とったり、入院管理するのが、めちゃくちゃ大変な、パワフルなわんちゃんでした……。(笑)

 

 

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

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